14:00-14:30の回

私は18歳の脳疾患により救命手術で一命を取り留めたものの、その日から様々な後遺症を抱え生きていくことを余儀なくされました。外見は健常時代と変わらないまま…。そんな思春期真っ只中だった私は、対人に大いに悩みました。私の健常時代をよく知る個性豊かな5人の家族。父、母、姉、妹、そして自分自身。多感だった私が見えない障害を得て人と繋がるまでの本音・葛藤をひっそりと漏らしてみたいと思います。

上巻・タブーにすらなっていない日本の現状

中巻・海外は開放的・先進的、というのは幻想

下巻・ニーズを口にするのは当事者

付録・映画『パーフェクト・レボリューション』


私は小さなことが心配や不安の種になって、果てしなくふくらんでしまいます。

皆さんが何にも感じないで通り過ぎる事でも、私にとっては生きていけるかどうかの大事だったりします。こんな感覚の人もいるんだと知ってもらえたら、私もまた一歩前に進めるかな。

私は車いすユーザーですが、車いすの人はこういう人というイメージを持っていないでしょうか。それは初めて会った1人のイメージかもしれません。その1人は、たったの1/1億2700万(日本の人口)にすぎません。障害や病気の特徴で、こういう人だと決めないで、多くの人と話すことにより見える世界が変わってくると思うのですが...。障害者や健常者という固定されたイメージを壊してみませんか?